十年前から探し続けた どこに居るか それすら知らずに
君がくれた スケブを片手に 君の事を 探していた
薄れゆく 思い出を 寄せ集め 泣きながら
君の絆を つなぎ止めていた
抱きつき 抱きつき
忘れない 君のぬくもり
あふれた辛さで 蒼く滲む涙こらえて
どこかへ消えてく あなたを見つめて(澪)
殻にこもり 願った永遠は どこに僕を連れて行くのだろう
朝はやがてみさおを連れ出して 僕の日々を奪ってゆく
月あかり 追憶を重ねつつ 願っては
君の所に戻ると誓った
追いつき追いつき 戻らなきゃならないあの場所
あふれた瞳で 黒く滲む言葉を書いて
まっすぐおまえの 笑顔を見つめた(浩平)
叫んでも聞こえぬなら
その手で包んでほしい
まだあなたを 「あなた」と書けるうちに
抱きしめた君の背中 ぬくもりが虚無に変わる
ただ静かに文字をなぞった
抱きつき抱きつき
忘れない君のぬくもり
あふれた涙で 蒼く滲む涙こらえて(澪)
追いつき追いつき
戻らなきゃならないあの場所
まっすぐおまえの 笑顔を見つめた(浩平)